2007年 04月 04日 ( 1 )   

骨の再生   

 「元通りになっているね。」と医者がおっしゃるので、「ありがとうございます。」と返事をする。今日は、術後、半年になる診察の日であった。早朝7時20分に受け付け、この病院は、それをすると8時からの診察が受けられる。
 受け持ちの医者である医院長先生は、今日は忙しいせいなのか、1ヶ月前のレントゲンの写真を見て、そう言ったのであった。

 半年というのは、私にとっては、区切りになる日であった。というのも2ヶ月前、「もう冬山に登れますか。」と医者に尋ねると、「半年過ぎだ。」とのこと。それでヒマラヤ行きも諦めたのであった。
 
 丁度、今日、その一行が帰国した。その中に私もいたはずだとせんのないことを考えないようにしよう。

 医者は、あっさり「二ヶ月後にまた診せてください」と。当たり前のことではあるが、私にとっては、少し気の抜けた感じであった。
 つなぎの金属棒を抜くのは、一年後。まだまだハードルが待ちかまえている。

 こうした時間の経過は、骨の再生を考えてのことなのだろう。

 生物の中には、すごい再生能力をもっているものがあるようである。その最たるものは、無脊椎動物の一種の「プラナリア」。体を9等分して一週間後には9匹になるそうである。頭だけになったもの、尻尾でけになったものもやがて残りの部分が再生してくるとのことである。
 またイモリは、手首を切断しても9ヶ月後には、元通りに再生するそうである。
 人間の場合も、上記の生き物ほどではないけれど、骨折しても元にもどるし(ただし怪我の程度や年齢にもよるけれど)、臓器である肝臓も再生する。細胞レベルでは、さらに再生力は大きいらしい。

 このことを知ったのは、昨日述べた本の一冊からだった。
 松田良一「スーパーマンを救え─再生医療の最前線」東京大学教養学部編『高校生のための東大授業ライブ』東京大学出版会
 
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by yosinasi06 | 2007-04-04 22:34 | リハビリ