高山病予防・高所順応対策   

 正月、東京の本屋で見つけた本から。年末で出たばかりの本。なかなか役立ちそうである。

 小笠原寛(2006)『魅惑のエベレスト山域 トレッキングとピークへの誘い』牧歌舎

 ①1日に上げる高度は300m
 ②ゆっくり歩く
 ③水をよく飲む(1日に3㍑)何回に分けて飲む
 ④暖かくする
 ⑤食べ過ぎない(炭水化物食中心) 
 ⑥軽い運動(ゆっくり散歩)
 ⑦ダイアモックス(利尿剤・保健適用外)1日250mg内服

 別の本のものを記しておこう。
 高橋修編(2003)『決定版 海外トレッキングベスト50コース』山と渓谷社,p42

 急性高山病の予防(個人的対応策):
 1.ゆっくり歩く
2.深呼吸をする(深い腹式呼吸)
3.水分を多くとる(行動中もこまめに)
4.排尿を多くする
5.禁酒(標高3000m超えたら)
6.睡眠に注意(座るといい)
 7.暖かくする
8.食事を制限する(炭水化物中心、食後はすぐに寝ない)
 9.休憩を上手にとる(キャンプ地に到着後、すぐ寝ない)
10.過労は避ける

 
 頭痛に他の症状が加わった場合:
  ダイアモックスを朝夕1錠または半錠ずつ服用する。
  酸素の取り込みを増やす作用


 さらにもう一冊から。
 石原裕一郎(2005)『ネパールピークハントトレック ベスト53コース』山と渓谷社,p169

現地での高山病対策:
  1.水分補給(一日4㍑くらい意識的に摂取)
  2.呼吸法とゆっくり歩く(高所ではなかなかむずかしい)
  3.低酸素から血流量の減少がおこり、凍傷になりやすくなる←暖かく
  4.高度順化の判断のためにパルスオキシメータを利用


中村昌之・内田良平(2001)『ネパール・ヒマラヤトレッキング案内』山と渓谷社
  p.218

  高山病への対策

  高山病の初期症状:
   頭痛、息切れ、倦怠感など
  次の段階:
   吐き気、不眠、下痢など
  最悪段階:
   死


  一般的に、3500mくらいから症状が現れ始める。
  4000mを超えると程度の差はあれ、誰でも何らかの症状が出る。
  
いかに上手に高所に順応させるか。その対策:
  ①3500mを超えてからは、一日に500m以上の高度を上げない
プラン


  ②途中、4000m付近に停滞日を設けて、体を高度に慣らす。
   その際、周辺の丘(200~300mの高度差)に散歩に出かけるなど、無理のない
範囲で常に体を動かしていることが大切。


  ③高所では水分の放出量が極端に多くなるので、これを防ぐために水分の補給に
こころがける。

   高所では、一日最低4リットルの水分が必要。



  ④高山病の症状が進んできた場合は、すみやかに下山することが肝心。
   1000m以上高度を下げれば、多くの場合症状は快方に向かう。




  高山病以外の注意点:
  ・高所の強烈な紫外線 →サングラスは必携、スキンクリーム、リップクリーム
              日焼け止め
  ・激しい乾燥


 高山病(Altitude Sickness)
 Acclimatisation
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by yosinasi06 | 2007-01-13 22:35 | ヒマラヤ

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